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◇おせち見聞録◇

おせちの原型は、新饌(しんせん、神に供える酒食のこと)で、その後に人間が食べて神にあやかろうとする意味がありました。

また、江戸時代まで新年の祝い膳は「食積(くいつみ)」と呼ばれていたそうです。

それが、明治以降になって「おせち」と呼ばれるようになりました。

さらに重詰めの正月料理を「おせち」と呼ぶようになったのは戦後だそうです!  ヘぇー!
w(゜o゜)w

【きんとん】
黄金色で「金団」と書くため、豊かな生活を願ったもの。

【蓮根】
穴を通して明るい未来の見通しがきくという縁起を担いだもの。

【海老】
ヒゲが長く、こしの曲がった老人を思わせ、長寿の願いを表します。

【くわい】
芽が出るようにと、立身出世を願ったも。

【小芋】
親芋から小芋が、次々と増えることから子孫繁栄の象徴。

【黒豆】
もともと黒豆は、噛みごたえを残して、シワのある固めに仕上げていて「シワの寄るまでマメに暮らせますように」という願いが込められていました。 現代では、シワのない艶やかな黒豆が一般化しています。

【叩き牛蒡】
パリッと噛んだ牛蒡の歯ざわり、「歯固め(長寿健康)」を願い、祝い肴の一種とされています。

【竹の子】
節目はしっかりと、スクスクと成長するように願われています。

【数の子】
子孫繁栄の願いを込め、室町時代から正月の祝いの肴とされました。 ニシンの卵巣で、生のニシンを「カド」と呼び、それがなまって「カズの子」となりました。

【ごまめ】
昔、農家が稲の豊作を祈り、大漁の時にゴマメを肥料にしたところから「田作り」ともいわれます。

p(^^)q

地域・地方によって様々ですが、今回は関西地方についてお伝えしました♪

KOZO