BLOG オーナー&スタッフのブログ
エミール ガレ
お客さまから サントリー美術館のチケット?をいただきました?
今回は オルセー美術館特別協力 生誕170年
『 エミール ガレ 』 です! 誰?(笑)
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパ都市部を中心に沸き起こったアール・ヌーヴォー[新しい芸術]。
絵画や彫刻、建築に限らず、生活の隅々にまで良質な芸術性を求めたこの様式は、幅広いジャンルの美術工芸品を発展させ、人々の暮らしを豊かに彩りました。
こうしたなか、フランス東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、ガラス、陶器、家具において、独自の表現世界を展開したのが、エミール・ガレ(1846-1904)です。
詩的で、幻想的、そして象徴的なガレの作品は、器であり、テーブルであり、形こそ用途を保ちながら、それに留まらない強いメッセージを放っています。
見る者の内に深く染みわたり、心震わす彼の芸術性は、愛国心や異国への憧憬、また幼い頃から親しんだ植物学や生物学、文学などへの深い造詣に裏付けられています。
本展は彼の創造性を、その源となった5つの柱から捉え直し、頂点を探る試みです。国内有数を誇るサントリー美術館のガレ・コレクションから選りすぐりのおよそ100件を一堂に会するとともに、国内の未発表作品約20件を公開いたします。またオルセー美術館の特別協力により、日本初出品となるガラス器や、彼の鋭い洞察力と制作過程を示す重要なデッサン類約40件をご覧いただける機会です。詩情豊かな光と影、ガレ・ワールドの醍醐味をお楽しみください。
(HP引用)