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いつも誰かのせいにする

111108kozo

先日、お客様が出演する演劇を下北沢で観てきました

「 いつも誰かのせいにする 」

責任を負いたくない人のお話です。
つまりは、これを読んでいるあなたの物語です。
これを書いている僕の物語です。
責任なんて、能動的に負いたいものではないと思うんです。
自分の生活や生き方や考え方の責任すら取れるかどうか分からないのに、
他の何かの責任まで取れるかっつーの!って。
責任は、負おうとして負うものじゃない。
負わされるものです。

ただ、いざ負うとなれば、頑張ってしまいがち。
大抵はそこに、何かしらの損得勘定が内包されています。
単純に金銭的なことだけではなくて、精神的なもの、
例えば誰かに認められたいとか、自分の成長の糧にしたいとか、そういったものも含めて。
だから、頑張ってしまいがち。

そうやって責任を負うことでしか、見えない世界がある、はずなんですよ。そう期待しているんです。
でも、なかなか辿り着けない。煩悶する。こんなことしていても意味が無いのか。
あるいは、責任の負い方を間違っているのか。
負っているつもりになっているのは自分だけで、実は全く負えていないのではないだろうか。

では。

責任を逃れ逃れて、ややこしいことからは目を逸らして、
色んなものを遮蔽して生きている人にしか見えない世界というものも、実はあるのかもしれない。
そういう人は大抵嫌われているから、そういう人について深く考えることもあまりないわけだけれど、
ちょっと考えてみようかな。

映画製作業界という、一部の演劇人が憧れたり妬んだりする世界を、
過度な期待とプレッシャーと嘘と大法螺と絶望と人、でお送りする。予定。

箱庭円舞曲 第十七楽章『いつも誰かのせいにする』 (引用)

おもしろかったです(^^♪

KOZO